コロナウィルスによって混沌とした
世の中になった2020年
渋谷にあるこの看板は世相を良く読んだ
最もらしい広告看板だといつも見上げてしまいます。
本来であれば
今日はもうオリンピックが終わってひと段落なんですね。
こんな気温の中で選手が
高いパフォーマンスを発揮できるとは思えません。
運動時、筋肉は熱を産生しますから普段よりも
体温は上がります。
2℃前後体温が上がることによって
組織粘性を減らし、腱弾性を向上させ神経伝達速度を増加し
筋酵素活性を高まる
といったことが関係し
パフォーマンスは向上するのですが
体温が40℃を超えると神経系が影響を受けパフォーマンスの大幅な低下につながると言われています。
ですが
今日の外気温は
エアコンのセンサーで
『外気温40℃以上です♪』
とアナウンスされています。
↑(出典 リカバリーの科学 NAP )
アスリートの気温認知感覚に対する相対湿度の表から見ても
湿度41%
気温40℃以上
となると
この表からもわかるように
感覚的には50.6℃に感じると言うこと。
つまり
アスリートの体温は
平均体温36℃〜37℃と仮定しても
アップで2℃上昇
外気温の影響などで
試合中にはアスリートの体温は40℃以上になることが
容易に想像できます。
こんな中でマラソンや陸上がもし行われていたら
恐ろしい結果になっていますね。
来年本当にオリンピックできるんでしょうか
色々な意味で不安です。
一般の
テニス愛好家やランナーなども
熱疲労を起こしやすくなりますから
屋外での運動は是非ご注意ください。
熱疲労は後から引きずる影響が非常に大きいですから
無理のない屋外運動を心がけてください。